経営者が騙される? 今も暗躍「M資金」詐欺

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こんにちは、都築寛史です。

・時代が昭和から平成、そして令和に変わっても、人間の欲望はそうそう変わることはありません。
・その欲望に付け込むように、昭和の時代から現れては消え、消えては現れる犯罪が「M資金」詐欺です。
・今は「震災復興特別基金」と名前を変えて横行しているようです。

時代が昭和から平成、そして令和に変わろうとも、人間の欲望はそうそう変わることはない。その欲望に付け込むように、昭和の時代から現れては消え、消えては現れる犯罪がある。「M資金」詐欺だ。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58189

 時代が昭和から平成、そして令和になっても、M資金の詐欺が横行しているようです。M資金とは、連合国軍最高司令官総司令部経済科学局第二代局長のウイリアム・マッカートが旧日本軍から接収した資金を元にして作った「秘密資金」とされていて、そのお金を元に低金利で融資が可能になるという話です。
今は、「震災復興特別基金」ということでお金が集まっていて、復興事業の手助けをすることを条件に、高額の融資を受けることができるとの話になっているそうです。
資金繰りに苦労している経営者は沢山いるので、このようなバックボーンがあるかのような話で、詐欺を働きかけてくるのです。
しかし、うまい話には必ず危険が伴うと普段は思っていても、そんな話を政治家や弁護士の名前で近づいてくるのです。苦しい経営者は、渡りに船と思い込んでしまい、騙されてしまうのです。
その高額な融資を受けるために審査費がかかるということで、先に少額の振り込みを伝えてきます。しかし、審査費を振り込んでも高額の融資は振り込まれることはないのです。
同じストーリーなのに分かると思うのですが、その嘘を信じてしまうほど経営者は辛い立場なのです。