髪型校則思考せず押しつける態度に警鐘

 

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劇作家で演出家の鴻上尚史氏(60)が、ネット等で再び話題になっている生徒の髪形に関する校則問題に言及し、「『高校生らしくない』という『明確な論理的根拠はない。思考するな』という態度を刷り込む危険は卒業して増大する」と警鐘を鳴らした。

非合理的かつ理不尽な“ブラック校則”の問題はかねてネット上でその是非がたびたび議論されてきたが、今回、ヘアケア製品ブランド会社が、「#この髪どうしてダメですか」と題して髪形校則をテーマにしたキャンペーンを展開したことなどから、議論が再燃している。

同キャンペーンでは、中高生たちの「どうして地毛を黒染めしなきゃいけないの?」「学生らしい髪形って具体的にどういった髪形ですか?」といった率直な問いかけに対する、教師たちの回答を紹介している。

また、一部地方紙がツーブロックを校則で禁じている学校での反応を報道するなどした影響か「ツーブロック」がツイッターのトレンドワードに入り反響を呼んでいる。

鴻上氏は15日、ツイッターで髪形校則問題に言及。ツーブロックが禁止される理由について、「理由は明解でしょう『変えた責任を取りたくないから』禁止の理由は『今までなかったから』」と断言。「『中学生らしくない』『高校生らしくない』という何の根拠もない理由で無意味な校則がゴリ押しされていく現実を見るたびに、心は40年以上戻って中坊や高校生になる。あの頃から何も変わってない。何より絶望するのは、この言葉に憤っていた人が今、思考停止のまま繰り返し押し付けていること」と悲嘆した。

続けて「僕が無意味な校則問題に敏感に反応するのは、学校は、知識を伝えるのではなく、考え方を伝える場だと思っているから。特に変化の激しい現代では知識より思考方法がはるかに大切」と説明。「なのに『高校生らしくない』という『明確な論理的根拠はない。思考するな』という態度を刷り込む危険は卒業して増大する」と危惧した。

 

引用元

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201904150000384.html

髪型について昔なんて坊主が当たり前だった気がしますね。。

居つから坊主じゃなくなったのでしょうか、、