ツイッターで試験ヒントを投稿 兵庫県立高教諭懲戒

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こんにちは、都築寛史です。

兵庫県教育委員会は26日、ツイッターに期末テスト問題のヒントとなる書き込みを投稿したとして、県立高の男性教諭を戒告の懲戒処分としました。
・県教委は、外部から閲覧可能なツイッターで、公開すべきではない校内の情報を投稿したことが処分の理由としています。
・県教委は、ツイッターを使っていない生徒がテストで著しく不利となったことにも問題があるとしています。

兵庫県教育委員会は26日、ツイッターに期末テスト問題のヒントとなる書き込みを投稿したとして、県立高の男性教諭(44)を戒告の懲戒処分とした。

https://www.nikkansports.com/general/news/201911260000793.html

 兵庫県教育委員会は、ツイッターに期末テストのヒントを書き込んだとして、県立高校の男性教諭を戒告の懲戒処分としたとのことです。教師はツイッターのアカウントを4月にクラスの全員に伝えていて、日頃から生徒の質問を受け付けるなどして活用していました。
校内の情報を投稿したことが、教育委員会は処分の理由としていますが、テストの問題のヒントが校内の情報なのでしょうか。また、ツイッターをやっていない生徒がテストで不利になったことも問題としていますが、事前にツイッターについてクラス全員に伝えているので、ツイッターを使っていない生徒は納得していることなのではないでしょうか。いつでもクラスの友人からツイッターの内容を訊くこともできるのですから、差別にはならないのでないかと思います。
この教師は生徒と新しい関係性をツイッターで構築していると思います。生徒との関係性をツイッターでやりとりすることで、つながりを持とうとしていたと思います。そんな努力をしている教師を懲戒処分にするのは、行き過ぎた処分ではないかと思います。まして、今後の教育現場でSNSを活用していかなければいけないのではないでしょうか。その先駆者となっている教師の善悪をSNSを理解していない人が判断しないことを望みます。