インディ王者「佐藤琢磨」のドリフト不倫(上)
F1で表彰台に上り、インディ500をアジア人として初制覇し、トランプ大統領の歓迎晩餐会にも招かれたレーシングドライバー、佐藤琢磨(40)。栄光の頂点に立った男は、しかし、私生活では四輪ならぬ不倫ドリフトの制御が利かず、コースアウト寸前だった。
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もっとも、最近のレースでは、四輪を滑らせてコーナーを抜けるドリフトは見られない。速度が出ないばかりか、つい先日もドリフト走行会でクルマが観客に突っ込んだように、危険なだけだからである。
むろん、モータースポーツ界のサラブレッドとして君臨してきた佐藤琢磨も例外ではない。とりわけ今年5月に優勝を果たしたインディ500は、米インディアナポリスのサーキットを平均速度250キロ以上で200周する、という過酷なレース。タイヤを滑らせようものならコースアウトしてしまう。琢磨のような一流レーサーは、そんなヘマを犯したりはしない。
ここで琢磨のサラブレッドぶりを簡単にさらっておこう。自転車競技からモータースポーツに転じたのは19歳のとき。それからわずか5年で日本人7人目のF1フル参戦ドライバーとなり、2年後のアメリカGPでは表彰台に。日本人として2人目の快挙だった。その後、苦難を経験し、インディ500を含むアメリカのインディカー・シリーズに参戦したのは2010年。8年目で頂点に登りつめた。
ちなみに、インディ500は世界三大レースの一つとされ、100年以上の歴史があり、アメリカではF1以上の人気を誇る。琢磨の2億7000万円という優勝賞金額からも、このレースのスケールの大きさが伝わるというものだ。
こうなると琢磨が華々しく迎え入れられる場は、もはや表彰台だけに止まらない。8月には内閣総理大臣顕彰を授与され、今月、安倍総理主催のトランプ大統領夫妻歓迎晩餐会に招かれたのは、報道などでご存じの方も多いことだろう。
琢磨パパ、自宅では愛妻に長男と長女の間で、さぞかし英雄だろう、と想像したくなる。だが、それにしてはミョーな光景を本誌(「週刊新潮」)は目にしたのである。
数人の警察官が…
9月30日、長男の通う小学校で運動会が開催されたが、琢磨はぽつんと一人で遠くから息子を見守るばかり。いわゆる家族団らんとは正反対のさみしさが感じられた。
気になったわれわれが自宅へ回ると、琢磨が一人で帰ってきた。だが、不思議にも、なかなかクルマから降りない。しばらくして鍵を開けて家へ入ったが、自転車、パトカー、また自転車でと、数人の警察官が到着し、琢磨の家に入るという、なんとも物騒な事態に至ったのだ。
まさか琢磨、タイヤを滑らせて、家族という軌道からスピンアウトしてしまったわけではあるまい。そう思いつつも、本誌は再びミョーな光景に出くわした。
11月4日、琢磨が運転するクルマが都内の高級住宅街で停まると、助手席から妻とは異なる女性が降りてきた。彼女はスーパーでネギやらうどんやらを買うと、近くのマンションに入っていった。おそらく鍋の材料にでもするのだろう。すると少しして、クルマを置いた琢磨が現れ、同じマンションに吸い込まれていった。実をいえば、同じような光景は、この日の前にも、後にも、たびたび確認されたのである。
さらには、本誌はその女性の顔にピンときた。昨年3月まで、TOKYO MXの「5時に夢中!」という情報バラエティ番組でアシスタントを務めていた内藤聡子(43)ではないか。
「独身ネタ」がウリで、「セレブ志向丸出し」だと評されたフリーアナウンサーの内藤。そういえば、番組を降板する際、最後にウエディングドレス姿であいさつしていたが、琢磨と結婚したい、という意志表示だったのだろうか。しかし、琢磨には妻子がいる。
総理官邸や迎賓館に、2300万円もするホンダNSXで乗りつけるような男が、いまさらドリフトを決めたところで、サマにならないはずだが――。
“糟糠の妻”
ところで、琢磨が同い年の妻と結婚したのは05年。00年ごろから付き合うようになり、長男を授かって結婚したという。
琢磨の知人によれば、
「F1を目指していた琢磨さんは、F1の下のF3でチャンピオンになるために、00年からイギリスに渡って参戦しました。そのとき彼女も渡英して、それからずっと琢磨さんを支えてきたんです」
いわゆる糟糠の妻というヤツである。しかし、ヨーロッパやアメリカで琢磨を支えていたはずが、
「2人の子供の教育のために12年ごろ帰国し、日本に拠点を移したはず」(同)
一方、言うまでもないが琢磨は忙しい。レース関係者によると、
「年初から秋までは、アメリカ中心の生活ですね」
と言って、続ける。
「1月には渡米して、“テスト”と呼ばれるサーキットでの試験走行を何回かこなしたのち、3月にインディカー・シリーズが開幕します。その後は9月第3週の最終戦まで転戦に次ぐ転戦。日本のスポンサーがたくさんついているので、たまに半月とか空くと、スポンサー関係の仕事のために帰国するという感じです。ふだんはインディアナポリスにあるアメリカ人マネージャーの家に住んでいると思いますよ。オフシーズンも短期の海外出張や、スポンサー関係のイベントなどで地方を回ることが多いので、東京にいられる時間は多くないはずです」
レースではタイヤをしっかり接地させ、オン・ザ・レールで走り抜ける琢磨だが、どうやら家庭というレールの上では、タイヤが滑っている感がある。
しかもその間、琢磨はわき見運転をしていたと、テレビ局関係者が仄めかす。
「内藤さんは去年、『5時に夢中!』だけでなく事務所も辞めて、ハワイに留学した。それは琢磨さんと一緒に暮らしたいからと思っている人は多かったです。2人の仲はそれなりに知られていました。ハワイに行けば、アメリカで仕事をしている琢磨さんに会いやすくなるはずですから」
そしてすでに触れたように、最近は内藤が住む都内のマンションに、たびたび“ピットイン”したまま出てこない。家庭からのリタイヤもやむなし、という意志表示とも受け取れるが、どうなのか。
引用元
不倫はよくないですね。