インドで少女たちが結婚させられている、背景に貧困と教育の欠如

こんにちは、都築寛史です。

・女性は伴侶を選ぶ権利があり、誰と結婚して、どこに住むかということは、愛情と個人の意思に基づいて本人が決断することが普通です。
・しかし、そんな考えが愚かな誤りと見なされる地域が、世界にはまだ存在しています。
・インドでは、親同士が話し合って子どもの結婚を決めるのが当たり前で、地方では幼い少女を結婚させる「児童婚」の風習がいまだに根強く残っています。

 

女性は伴侶を選ぶ権利がある。誰と結婚し、どこに住むかということは、愛情と個人の意思に基づいて本人が決断する。そんな考えが愚かな誤りと見なされる地域が、世界にはまだ存在している。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191103-00010001-nknatiogeo-int

 

結婚は、本人の意思のもとに行われるものです。しかし、インドでは現在、女性は18歳以上、男性は21歳以上でなければ合法的に結婚できない、との法律があるのにも関わらず、地域によってはまだ親が決めた相手と結婚をしなければいけない風習がまだ残っていて、児童婚が行われているようです。
その背景には、伝統や家父長制度の他に貧困、教育の欠如、そして不安定な生活が大きく関係しているそうです。
日本でも少し前までは、親が決めた相手と見合いをして、結婚をすることが多くありました。結婚式の日に初めて相手の顔を見たとの話を聞いたことがあります。親が決めた相手だから、間違った相手はいないと言う人もいます。
その頃の日本の結婚が、貧困や教育の欠如だったこともあったのかもしれません。
口減らしなのか、結婚でお金を得ることがあったのかと思います。
どちらにしても女性の人権は、そこには存在していません。女性の気持ちは全く無視されています。そんなことを望む女性はいないでしょう。
しかし、恋愛をして結婚をした場合の幸せは、ずっと続くとは限りません。相手が嫌になって離婚するケースも増えています。それでも、自分が選んだ相手と結婚することの重要さは、大きなことだと思います。まだ訳の分からない少女を結婚させることは、そんな自由を奪っているのですから、無くなって欲しいと思います。