社員に危機感がないと嘆く経営者ほど、会社を悪循環に陥らせる

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・社員には危機感がないと嘆き、従業員に無暗に危機感をあおり、危機感を共有したがる経営者がいます。
・経営者は経営が順調の場合でも、常に最悪の事態を想定して備えています。
・経営者自身が返済できないほどの借金を作ったのであり、従業員ではないことを自覚しなければなりません。

 

当社の社員には危機感がないと嘆き、従業員に対してむやみに危機感をあおり、危機感を共有したがる経営者がいます。しかし、経営者が従業員に語り、共有すべきなのは危機感ではありません。「現場」「理念」「夢」の3つです。

 

引用元

https://diamond.jp/articles/-/217997

 

経営者が自分の会社の社員に危機感を持っていないと嘆いて、社員に対して無暗に危機感を煽り、危機感を共有して欲しいと思う経営者がいます。しかし、経営者が社員に語って、共有しなければいけないのは危機感ではなく、現場・理念・夢の3つとのことです。
会社の危機を社員に語っても、経営者と社員では立場が違うので、同じように考えてくれる人はいません。それでも経営者は孤独なため、社員にぼやきたくなるのだと思います。でも、それを聞かされる社員も、どうすることもできず、頑張りますのような精神的な言葉しか言えません。
経営者にとっても、現場・理念・夢を語っている時の方が、気持ちは楽だと思います。会社が危機を迎えている時は、そんな余裕もなくなってしまいます。
経営者が危機感を社員に語る時と、現場・理念・夢を語る時は、会社の状態は明らかに違います。そんなことは、経営者は当然知っていることだと思います。