【新宿女性4人リンチ殺人】ホストに溺れた女の末路は「売り掛け回収係」

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最近、友達がホストクラブにハマり、金を貸してほしいとせがまれている、ライターの緑茶ハイ子です。風俗で働いてくれば、と突っぱねています。

 ホストにハマった結果、ただのOLや学生だったのに、かけもちでキャバクラをやるハメになり、気がついたら風俗嬢になっているなんてのは、よくある話。ホスト側は、女の収入や、その子の「どこまで稼げるか」という支払い能力に合わせ、「売り掛け」と呼ばれるツケをさせます。

 ひどい場合、女の子が酔っぱらって意識を失ったのをいいことに、その間にシャンパンコールをしまくってドンペリをがんがん空けちゃう。そして、女の子が気付いたときには数十万円分もの請求書が目の前にあるなんていう、悪質なホスト店もあるわけですね。「おまえ、超ハイになって頼んでたじゃん。覚えてないのぉ」なんて言われ、風俗まっしぐらってわけです。

“地雷女”の使い道
 でも、中には器量が悪くて風俗ですら働けないない子もいます。まあ、地雷と呼ばれる子ばかりが集まる風俗店なんてのもあるにはあるけど、稼ぎは下手したらOL以下。そんな子に体を売らせたところで、数十万の金なんて回収できません。掛けは回収できなければ、指名ホストがかぶらなきゃいけない。

 じゃあ、ルックスのよろしくない子に対しては営業かけない方がいいのかっていうと、いやいや、実はそういう子でも使い道はあったんですね。それは、ホストの手先となって、掛けしている女たちを巡りまわらせ、そのお金を回収するという仕事です。自分よりも明らかにかわいい子ばかりだから、彼女たちも回収に気合が入りますよ。

「てめぇ、ばっくれるつもりかよ。楓さん泣かせたらただじゃおかねえからな!」 

 と、ヤクザばりに恫喝! 女は、女に対して容赦しませんからね。ましてある意味、同じ担当ホストについている恋敵。自分は水商売ですらも雇ってもらえず、好きなホストにすらも貢げない惨めな立場です。

 片や、キャバクラとかでも働けちゃうような、かわいくて口がうまい子っていうのは、いつの間にかホストと立ち位置が逆転しちゃうんです。担当ホストに対して逆色恋をかけちゃって、掛けのお金も、のらりくらりとかわします。あまりに取り立てがしつこいと、ばっくれちゃう。

 女回収係にとって、こういう女の利権をうまく利用して逃げていく奴らは、許せない存在なのです。だって、彼女たちはそもそも女として扱ってもらえず、女の利権なんて存在しないんですから!

 今年5月、そんな回収係と回収される女を巡って、不幸な事件が起こったのは、テレビでも報道されたのでご存知の方も多いでしょう。前々からホスト通いの女の間ではいつかこういうことが起こるだろうと思っていたのですが、ついに……という感じです。

 ざっとその成り行きをお話ししますと、とあるところに、ホスト狂いの4人の回収係がいました。彼女たちの中には、たちんぼをやっている者もいたのですが、風俗ですら働けないルックスだったので、なかなか客は付かなかったようです。

 そんな4人に、とっておきの餌が与えられました。担当ホストに掛けをしている女です。

 その女をマンションの一室に監禁し、殴る、蹴る、鉄パイプで殴る、アイロンを押し当てる……といった暴行を働きました。もう、日ごろの鬱憤が溜まりまくっていたんでしょうね。そして、最終的にその女性を死に至らしめました。

 この一件は、歌舞伎町のホストクラブに通う女の子たちの間では話題となり、水商売系掲示板の「ホストラブ」で大盛り上がりでしたよ。幾つものスレッドが立ち、「出会い喫茶のKでウリやってるのを見たことがある」「この事件の関係者が薬をやっていて、誰々が売りさばいていた」などの情報が飛び出ていました。歌舞伎町は狭いので、すぐに情報がまわります。

 なお、12月1日、この原因を作ったホスト君も、現場にいたということで逮捕されました。誰も得をしない悲しいお話でしたね。

(文/緑茶ハイ子)

 

 

引用元

news.livedoor.com

 

ぶっそうな世の中ですな