ツイッターで大学生の成績が下がる?

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・実験にはおよそ成績の良い大学生1500人が参加。イタリアの劇作家、ルイジ・ピランデルロの長編小説「生きていたパスカル」を読むなどの課題が出された。
・読了後、被験者の半数はツイッターで作品について話し合い、内容を分析した結果を提出。残りの半数は分析のため追加の文献を提供された。
・実験の最終段階としてテストが用いられた。作品分析にツイッターを用いた大学生の成績は、そうでない大学生より格段に悪かった。

 

伊サクロ・クオーレ・カトリック大学の研究チームは、ツイッターを利用する大学生の成績がおよそ40%下がることを明らかにした。

引用元

https://jp.sputniknews.com/science/201906016317512/

 

 

イタリアのサクロ・クオーレ・カトリック大学で、イタリアの劇作家、ルイジ・ピランデルロの長編小説「生きていたパスカル」を読むなどの課題が出された。読了後、被験者の半数はツイッターで作品について話し合い、内容を分析した結果を提出。残りの半数は分析のため追加の文献を提供された。その結果、ツイッターを用いた40%の学生の成績が下がったとのこと。
その分析として、SNSでは、協議対象の分野に詳しくないにも関わらず「専門家然」とした助言を与えるユーザーもいる。誤った情報が急拡散することによって、様々な問題に対する誤解が社会で形成されたとのことです。
ツイッターで自分は正しいとの姿勢でツイートするのは、普通にみんながやっていることであります。なぜか正誤は別にして、それを読んだ人は正しいことと判断してしまうのです。
ツイッターの問題点が浮き彫りにされたと思います。ツイートする側の発信する責任のない言葉に、読み手側は信頼を持ってしまうのです。これは大きな問題で、どちら側もツイッターの本質を知った上で、内容の正誤を見極めるようにしたいものです。