コラボ熱望のウルフルズに大阪・松井知事「先祖と家族の了解が」とコメント

https://contents.gunosy.com/5/21/2654c3012fcbdfe83b17d8f5b0366a82_content.jpg

 

大阪の都市魅力を創造し、文化を核とした大阪発展のムーブメントにつながるプロモーションとして今秋に大阪府内全域で行われる「大阪文化芸術フェス2018」。そのオープニングイベントを飾るロックバンド「ウルフルズ」が21日午後に大阪府公館(大阪市中央区)で行われた開催会見に登場し、大阪府松井一郎知事とトークを繰り広げた。囲み会見では、トータス松本(以下、トータス)がこのフェスで新曲を1、2曲披露する可能性を発表。それが「大阪発信の曲」になる可能性も示唆しており、終始大阪の盛り上げへの意気込みを見せていた。

【別の動画】「大阪に恩返しできれば」と語るトータス松本 会見ほぼ全映像も
松井知事「大阪のガッツをみせよう」

 

 会見には大阪府松井一郎知事と、ロックバンド「ウルフルズ」が登場。知事はウルフルズの参加について「大阪のガッツをみせようということで、ご参加いただけることになりまして、本当に感謝をいたしております」「大阪は文化に対する造詣が薄いと言われるのですが、そんなことはないよということで、本当に文化に対してかなり力を入れてるということをアピールする」と意気込みをみせた。

 その後、会場にウルフルズの3人が登場。まずはサンコンJr.が「大阪で30年前に結成しまして、そんな大阪になぜか恩返しができたらいいなと常々思ってまして、今回呼んでいただいてありがとうございます」とあいさつ。続いて、ジョンBが「大阪は生まれ育ったところなので、年を重ねるごとにもっと好きになっていきますね。今ももう、大好きです。こういうフェスに参加できてすごくうれしく思っています」と笑顔で話した。

松井知事はウルフルズ知らなかった?「最近よう忘れますねん」

 

そして、トータスは「サンコンは茨木、ジョンBは吹田出身で、ぼくは兵庫県出身で大阪人じゃないんですけど、18歳で専門学校で大阪に出てきて、音楽やりたいなと試行錯誤して、21~22歳のころ、メンバーに出会ってそこから30年たちました。けど大阪に来ていなかったら、僕がいきなり兵庫県から東京へ上京してしまってたら、ウルフルズは誕生しなかたので。大阪に育てられて、恩返しできたらなと思ってたらちょうどこういう話があって、本当にありがたいと思っています」と述べた。

 その言葉に松井知事が「我々、たいしたご支援もしてませんのにね、ありがとうございます」と言うと、ウルフルズの3人は笑顔に。

 そして、トータスが「(知事は)ウルフルズをご存知なかったと聞きました。奥さんに『あんたなにいってんの?ウルフルズいうたらガッツだぜ!!の人やん』って言うたら『あぁ』となったと聞いてます」とツッコミを入れると、松井知事は「もちろん知ってますよ。ただ最近よう忘れますねん。年齢とともにいろいろ忘れることが多くなって」と答え、会場は笑いに包まれた。

発表終了後には囲み会見が行われ、報道陣からウルフルズに対し「コラボしてみたいカルチャーはありますか」という質問が飛ぶと、トータスは「知事でしょ」と即答。

 そして「お声がいいので、僕ら演奏しますよ」とライブでのコラボを提案すると、松井知事は「歌だけはやめとけと死んだおじいさんの遺言で、先祖と家族の了解が」と苦笑しながらはぐらかす場面がみられた。

 さらにコラボに関する別の質問にトータスは「(僕らのコンサートに)知事が来て頂いたとしたら意外の範ちゅうを肥えますよね。大阪ならではでいいと思いますね」とラブコール。すると松井知事は「まあ大阪をもりあげるためならなんでもやりますけど...僕だけの意思だけではどうしようもならんことあるのよ。先祖代々と家族に相談してきますわ」と笑いをとっていた。

大阪発信の新曲の可能性も示唆

 

トータスは、このオープニングイベントの際に新曲を1、2曲披露する可能性があると述べた。そこで「新曲は大阪に関係するものか」と質問したところ「あります、あります」と答えた。

 また、ウルフルズといえば、過去にも大阪を舞台にしたユニークなミュージックビデオが制作されており、「新曲では、ビデオに知事が出演する可能性は?」という質問に対し、トータスは「出てもらったら、えらい話題になると思います。いいですね。大阪の持ってる独自の文化が全国に発信全世界に発信できればと思いますから」と意欲を示していた。

 

引用元

thepage.jp

ウルフルズいいですよね!!