大阪・ミナミのトリイホール、来春閉館へ 落語家ら高座

f:id:gosnew:20210925163158j:plain

こんにちは、都築寛史です。

・大阪・ミナミの文化発信拠点の一つで、人間国宝だった上方落語の故桂米朝江戸落語の名人と呼ばれた故古今亭志ん朝らがかつて高座に上がった「トリイホール」が来春、閉館することがわかりました。
・ホールは、多くの書物を残した米朝さんが執筆の場とするなど芸人が常連だった旅館「上方」の跡地に建ったビルの4階に1991年4月にオープンしました。
・来年3月の閉館後は住職を務める千日山弘昌寺の本堂とする予定で、ビル3階で落語会などの会場となっている「千日亭」と呼ぶ貸しスペースを改装し、公演の受け皿としていきたいとのことです。

大阪・ミナミの文化発信拠点の一つで、人間国宝だった上方落語の故桂米朝さんや江戸落語の名人と呼ばれた故古今亭志ん朝さんらがかつて高座に上がった「トリイホール」(大阪市中央区)が来春、閉館することが1日わかった。

digital.asahi.com

大阪・ミナミの文化発信拠点の一つで、人間国宝だった上方落語の故桂米朝江戸落語の名人と呼ばれた故古今亭志ん朝らがかつて高座に上がった「トリイホール」が来春、閉館するそうです。1991年にオープンをして、東西の落語家が出演するホールは珍しいのではないでしょうか。大阪は、様々な問題がありましたが、それでも吉本興業の力は絶大で、他のお笑い系のホールは集客に大変なのかもしれません。
大阪のお笑いは、芸術よりも大きな笑い声なのでしょう。
それでも関西の人にも、落語をもっと親しんでほしいと思います。関西で多く受け入れられているお笑いとは、少し違っていると思いますが、関西の落語を東京でなかなか観る機会がないように、大阪で東京落語を楽しめる場所が減っていくことは、とても寂しい気持ちがします。
大阪のホールが減っていくことは、とても寂しいことです。笑いの質は違うかもしれませんが、沢山の笑いがあって欲しいと思います。それが笑いの向上にもつながるかもしれません。
大阪から新しい笑いを生みだすだけでなく、古い笑いを保存することも大阪にあって欲しいと思います。笑いの本場は、やはり大阪だと思いますから。