あの有名ベンチャー起業家が廣済堂出版の新オーナーに

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こんにちは、都築寛史です。

廣済堂は、100%出資子会社の『廣済堂出版』の全株式および債権を、日本国内在住の個人に譲渡したことが明らかになりました。
・その譲渡した相手は、オーナーだったサブカル出版社のアスペクトでのギャラ未払い問題のある、西和彦氏でした。
ベンチャー企業の草分け的存在が、紙媒体のビジネスモデルで味噌をつけるとは、皮肉な話です。

東証1部上場の印刷業『廣済堂』は、100%出資子会社の『廣済堂出版』の全株式および債権を、日本国内在住の個人に譲渡したことが明らかになった

https://www.agrinews.co.jp/p49305.html

東証1部上場の印刷業『廣済堂』は、100%出資子会社の『廣済堂出版』の全株式および債権を、個人に譲渡したことが明らかになりました。この個人は、アスペクトの賃金未払い問題を抱えている西和彦氏でした。
ベンチャー企業の草分け的存在だった西氏が、紙媒体のビジネスモデルで味噌をつけるとは、皮肉な話です。
西氏はアスペクトでの問題を含め、未解決のものがあり、廣済堂出版がうまくいくとは思えないという人がいます。
今回の廣済堂出版のことも、そのアスペクトから流れてきた情報だそうです。
現状、紙媒体の苦戦が多く語られる中、廣済堂出版も例外でなく、5期連続で赤字を計上しています。その苦境の時を、問題を抱えた西氏が復活させることができるのか疑問を抱く人が多いです。
もし、出版不況をV字回復させる手立てがあるのでしたら、ぜひ頑張って欲しいと思います。
しかし、現状流れてくる西氏が廣済堂出版でやろうとしていることは、アスペクトで失敗したことと同じであるとの情報が流れています。
それで今回は旨くいく可能性は少しも高まっていません。取り巻く環境は、とても厳しい状況ですので、簡単に船出ができるとは思えません。