「会長来日 ファーウェイ」、真の狙いは何か

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こんにちは、都築寛史です。

・ファーウェイ梁会長が日本で記者会見するのは今回が初めてです。
・ファーウェイの日本経済への貢献ぶりをアピールする背景には、日本企業との連携を強化して、さらなる成長への道を切り開く狙いがありそうです。
・ファーウェイにとって日本企業は部品調達先として重要になっています。

梁会長が日本で記者会見するのは今回が初めてだ。ファーウェイの日本経済への貢献ぶりをアピールする背景には、日本企業との連携を強化して、さらなる成長への道を切り開く狙いがありそうだ。

https://toyokeizai.net/articles/-/315977

ファーウェイの梁会長が日本で初めて記者会見を行いました。そこでこれまでの日本経済への貢献をアピールして、今後も更なる連携の強化を狙っているようでした。背景には、アメリカとの関係性が明確でなく、先行きの不安があり、部品調達で大切位なる日本に近づいてきたようです。
日本にとってファーウェイがなくなることは死活問題になる企業が多くあり、今後もさらに増えることがあれば、日本企業にとっても大きな取引先となることは間違いありません。しかし、アメリカとの関係でファーウェイとの取引は、いつなにが起こるかわからない状態が継続していきます。
また米中の貿易摩擦も、当分の間決着がつきそうにありません。
そんな何が起こるかわからない不穏な状態で、ファーウェイに比重を置いてしまうと、その反動は大きいです。とはいえアメリカに反目することは、さらに難しいことだと思います。
政府は今が不景気であることを認めて、政治と経済を分けて、アメリカや中国と付き合っていく方法を探し出してみてはいかがでしょう。日本独自の道を作り出すことで、経済でも政治でも日本が必要な国になれば、新たな日本の道が作れると思います。