コンサル会社が新サービス。定額で上司貸します。 

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こんにちは、都築寛史です。

・定額で利用するサブスクリプションが広がる中、デジタル技術に詳しい人材を指導的な立場の上司として活用するユニークな事業が注目を集めています。
・9月にコンサルタント業「カーマンライン」が始めたサービスで、その名も「シェアボス」です。
・新規事業の立ち上げや社内のIT化に向けて、経営判断できるリーダーを求める企業の需要を見込んでいます。

 

製品やサービスを一定期間、定額で利用する「サブスクリプション」が広がる中、デジタル技術に詳しい人材を指導的な立場の上司として活用するユニークな事業が注目を集めている。

https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019112002000071.html

 

 一定期間定額で製品やサービスを利用するサブスクリプションが浸透する現在、デジタル技術に詳しい人材を、指導的な立場の上司として活用するユニークな事業が注目を集めています。上司を各社でシェアして使うという意味のシェアボスは、経営層のデジタルビジネス面での知識・経験不足で、経営判断が遅れたり、若手の提案が理解されなかったりするケースの解決を目指しているそうです。
しかし、この方法は企業にいつまでも人材が育たないことにならないでしょうか。この方法は確かに、一時的な解決策としては有効な方法だと思いますが、その企業の知的財産になるのが、とても難しくなってしまうのではないかと思います。その点を留意して、知識や経験が利用する企業に残るように策を講じなければいけないと思います。それが企業にとって、良いことなのかどうかも検討しておかないといけないと思います。
所謂、プロ野球チームで外人助っ人の4番バッターを作ったっとしても、本来はチームを背負っていく日本人の4番バッターを育てていかなければいけないと思います。
それでも、一生懸命育てた4番バッターが、いつかメジャーリーグに行ってしまうかもしれませんが。