ノーベル賞受賞者が提起する退職の年齢

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旭化成の吉野彰名誉フェローらとノーベル化学賞を共同受賞することになった米テキサス大学のジョン・グッドイナフ教授は97歳です。
・以前では60代半ばで退職勧告を受けた人でも、今はずっと長く働いています。
・対照的に若年層の就労は減っています。

 

リチウムイオン電池開発の草分けとなったグッドイナフ教授の経験は、高齢者に新しい充電の機会を与える方が理にかなっていることを示しているのではないか。

 

引用元

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50972030V11C19A0000000/

 

旭化成の吉野彰名誉フェローらとノーベル化学賞を共同受賞することになった米テキサス大学のジョン・グッドイナフ教授は97歳です。当時所属していた英オックスフォード大学で、33年前自身の意向とは関係なく退職させられそうになったそうです。それでテキサス大学に逃れ、研究を続けたとのことです。
肉体労働ではないので、年齢による退職は納得できなかったのでしょう。
もちろん精神的な疲労はあると思いますが、仕事を継続できる体力があれば続けるべきで、その結果がノーベル賞に繋がったことでしょう。
反面、世界的に若い人の就労人口が減少している現実があります。それによって生産年齢の捉え方が変わってきています。それによって、生産人口の考え方も、既存の15歳から65歳という年齢とは違って、高年齢が増えることで生産人口数も変わってきます。
仕事を人生の中のどの位置に置くかで違ってくると思いますが、働くことが生きがいにしている人もいれば、食べるために働かなくてはいけないと思っている人がいます。それのどちらが正解なのかは、人それぞれなので答えはありませんが、仕事をする環境がどうなっているかが重要なのではないでしょうか。