「梅田は埋田だった」JR大阪駅で証拠写真見つかり資料展示

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・大阪の梅田が「埋田」だったことを示す初代大阪駅建設前の写真が発見され、10月11日からJR大阪駅の構内で展示が始まりました。
・研究者は「伝承はあったが証拠写真は一枚もなかった。貴重な資料だ」と喜んでいます。
・発見された写真から、大阪駅の建設中の水抜き井戸も確認でき、梅田が湿地帯だったことがうかがい知れるとのことです。

 

梅田が「埋田」だったことを示す初代大阪駅建設前の写真が発見され、10月11日からJR大阪駅の構内で展示が始まった。研究者は「伝承はあったが証拠写真は一枚もなかった。貴重な資料だ」と喜ぶ。

 

引用元

https://umeda.keizai.biz/headline/3029/

 

大阪の梅田の名前の発祥が、梅の木があったからなのか埋めたからなのかなど諸説あったようです。それが、大阪の駅舎が建つ前の写真が見つかり、そこに水抜き井戸が確認されたそうです。この写真は、神戸~京都間の鉄道敷設を指揮したイギリス人技術者のジョン・イングランドが撮影したもので、ジョン・イングランドのひ孫が保管をしていたそうです。
貴重な資料となる写真が、まだ存在していたことが驚きです。この写真のおかげで、長年分からなかった梅田の名称の源が明確になったのですから、喜ばしいこだと思います。
このような、日本の歴史の謎を紐解く写真が、まだまだたくさんあるのではないでしょうか。地名の発祥だけでなく、当時の様子から日本人の生活模様なども見えてくるのではないでしょうか。
そんな新しい発見から、現代の防災のヒントになるようなことも出てくるのではないでしょうか。梅田が、水を抜いて作った土地なら、今後の水害に合う可能性が高い場所ということも分かりましたので、充分な注意が必要だと思います。