夫の浮気を「許した」30代の妻がうつ状態に 許しの強要がもたらす深刻すぎる事態

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・夫が別の女性とLINEのやりとりをしていることが分かりました。
・特別な関係になっているわけでもなかったので、夫の謝罪を許しました。
・その後、妻が体調を崩してしまい、カウンセリングに来たところ、本音では夫のことを許していなかったことが判明しました。

 

人は自分が関係しているところに未解決な問題があるというのがすごく気持ち悪く感じるものです。なので、目には見えない、つまりは無視しやすい「気持ち」を置き去りにして、サクサクとプロセスを進めたくなってしまいがちです。

 

引用元

https://dot.asahi.com/dot/2019091900022.html?page=4

 

夫が別の女性とLINEのやり取りをしていることが分かり、すぐにやめさせた。夫も謝罪をしていたので、妻は許したつもりでいました。その妻が体調を崩してカウンセリングに行ったところ、妻は本音では夫の浮気を許していないことがわかりました。
学校でよくある話で、ケンカをした二人を、強制的に仲直りをさせて握手をさせる。それは、二人の気持ちの本当の解決になっていないとのことです。
気持ちの中に少しでも許せない気持ちが残っていると、それは鬱状態になってしまう懸念があるようです。
相手を許す気持ちは、あくまでも上辺のことで、いつまでも不信感は残ってしまうのでしょう。
許さないと先に進めないと思うことから、許したふりをしてしまうのです。
国と国の関係でも、歴史上の問題を心から許すことはありえないことと同じだと思います。
次に進んで行くには、相手を許すことから始まることはわかっていても、何かのきっかけでその鬱積は爆発してしまいます。
そんな諍いを無くす為には、忘れることの大切さだと思います。