水難・遭難事故、どこまでが自己責任? 費用請求ケースも

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・今年も全国の海や山で水難・遭難事故が相次いでいて、中には遊泳禁止だったり、台風が接近していたりするなど、軽率な行動が事故につながっていることもある。
・海や山のレジャーをめぐるトラブルで、古くから根強いのが「救助費は自己負担させるべきだ」という“自己責任論”です。
・一部地域で救助の有料化を実施していますが、自己責任をめぐる問題については、冷静な議論が必要といえそうです。

 

「安易に救助要請ができるという考えが、救助側の負担増と事故の多発化を生んでいるのではないか」とも述べ、最新の気象情報をチェックしたり、十分な装備を用意したりして、早めの中止・撤退を自己判断することが重要とアドバイスする。

 引用元

https://www.sankei.com/west/news/190903/wst1909030002-n3.html

 

今年も海や山での遭難事故が起きています。そして、救助が出動してもらった場合に、無償が当然のようになていて、問題になっている。時には救出に出動することで、大きな負担になっていることがあります。
助けてもらう人が有料だったら助けに来てくれなくてもいい、とは思いません。また、遭難している人を助けても無償だから助けに行かなくてもいい、とも思いません。
基本は救助することが、分かり切ったことですが一番大切なことだからです。
有償か無償かは、救助してもらった後に考えれば、感謝の気持ちを表したいと思うはずです。その時に、実費の請求ではなく、感謝の気持ちを現在の収入から考えると、いくらになるかを申告して払えばよいのでないでしょうか。
たとえば、収入がたくさんあるのに、収入が少ないのでこれだけ払いますと虚偽の申告をした場合、そこに感謝の気持ちはありません。それは、払う方も払われた方も、すっきりした気持ちになれません。
本当に感謝の気持ちを表したいのなら、自ずから適した金額を申告すると思います。
支払いは一括でなく、分割でもいいと思います。いつまでも感謝気持ちを忘れなければ、最後まできちんとお支払いするでしょう。本当の感謝を救助してくれた人たちに送りたいと、胸に刻んでいたら最後まで支払うことでしょう。