インスタグラムのフォロワー40万人以上を抱えるアーティスト、ラブリこと白濱イズミが向き合う「数字」の力。

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・白濱イズミさんの展示が中目黒のギャラリーで行われています。
・床にはご自身のインスタグラムアカウントのいいね数が多かった順番で写真が隙間なく張られ、壁にはSNSに対する白濱さんの思いを綴ったテキストと、フォロワーのユーザーデータ(居住エリアや年齢層などのグラフ)が額装されています。
・たくさんのフォロワーを抱えているからこそ見えてくる、「数字の姿」を五感で感じることができる展示。

 

SNS社会になって久しいですが、改めて数字とどう付き合うべきかのヒントが、ここにあるのかもしれません。

 

引用元https://www.pen-online.jp/creator/art/loveli_event/1

 

 

白濱イズミ は、モデルとしてラブリという名でメディアで活動、詩集やエッセイ、写真、音楽、ジュエリーなどで表現し、その感性が女性を中心に幅広い世代の共感を呼んでいます。そんな白濱イズミ が、中目黒のギャラリーで展示をおこないました。床には、インスタグラムのいいね数が多かった順番で写真が張られ、壁にはSNSに対する白濱さんの思いを綴った文章と、フォロワーのユーザーデータが額装されていました。
インスタグラムのフォロワー数が約44万人、ツイッターのフォロワーが約71万人います。
そんな白濱イズミ が、自信のインスタグラムで、数字がいつのまにかその人自身の価値になってしまった、本当の価値はどこにあるのか、そんな疑問をぶつけてみたと語っています。
それでも、このような展示ができるのは、その数字のおかげという矛盾と愛情だと語っています。
しかし、今のSNSの世の中が、数字に価値を見出しているわけではありません。
これまでもテレビの世界では視聴率という数字が存在して、新聞や雑誌では部数という数字に価値を感じていました。
それは人間の共通言語で一番分かり易いのが数字だからです。
言葉で伝えようとしても、解釈に仕方で、意図どおりのことが相手に伝わるとは限りません。
それでも、数字は誰が見ても、1は1と伝わるのです。
そんな強い共通言語に振り回されてしまうと、大切なものを見失ってしまうことがあります。
だから数字には気を付けないといけないのです。