「詐欺会社」セラノスが目指した血液検査、イスラエル企業が実用化

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・米国のセラノスという会社を覚えているだろうか?たった1滴の血液で200種類以上の血液検査ができるとうたい、大きな注目を集めたスタートアップだ。
スタンフォード大学を中退したエリザベス・ホームズが設立した同社は、およそ9億ドル(約977億円)を調達。
・セラノスは「約束」を守ることなく昨年9月に解散。ホームズは共謀罪と詐欺罪で起訴されている。

 

スタンフォード大学を中退したエリザベス・ホームズが設立した同社は、およそ9億ドル(約977億円)を調達。最高経営責任者(CEO)だった彼女の資産は一時、推定45億ドルとされた。
だが、セラノスは「約束」を守ることなく昨年9月に解散。ホームズは共謀罪と詐欺罪で起訴されている。

引用元

https://forbesjapan.com/articles/detail/27747

 

 

スタンフォード大学を中退したエリザベス・ホームズが設立したセラノスという会社社は、およそ9億ドル(約977億円)を調達。最高経営責任者(CEO)だった彼女の資産は一時、推定45億ドルとされた。だが、セラノスは「約束」を守ることなく昨年9月に解散。ホームズは共謀罪と詐欺罪で起訴されているとのこと。
しかし、腕の静脈から小瓶に入れるほどの量を採血しなくても、血液検査ができるというのは本当だったのです。イスラエルのサイト・ダイアグノスティクス(Sight Diagnostics)は、2滴の血液で血液中の赤血球数と白血球数、血小板数などを調べる血球算定(CBC)検査を行うことができる検査機「Olo」を開発したそうです。
同じことを事業として始めて、片や解散、共謀罪、詐欺罪。片や、昨年12月に新たに2800万ドルを調達した同社は、すでに欧州その他の地域でこの検査機を販売しており、米食品医薬品局(FDA)からも承認を得られると見込んでいるそうです。
それでは2社の違いは何なのでしょう。
サイト・ダイアグノスティクスは、セラノスとは正反対の企業だそうです。正確な血液検査の結果を迅速に割り出すことの責任を真剣に受け止めている、真の科学者たちによって運営されているとのことです。
「餅は餅屋」ということなのでしょう。