75歳の誕生日 高橋英樹

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ミステリー作家・西村京太郎氏が生み出した人気キャラクター“十津川警部”が、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明、事件の背後に潜む人間ドラマを浮かび上がらせていく『西村京太郎トラベルミステリー』シリーズ。1979年にスタートし、その記念すべき70作作目、『十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子』が17日(9:00~11:05)に放送される。十津川警部役・高橋英樹と花村乃里子役・沢口靖子の初共演が話題になっている中、このほど高橋が山形で行った撮影について報告。ロケ先で75歳のバースデーを迎えたことなどを明かした。

【写真】鉄道捜査官・花村乃里子を演じる沢口靖子

 今回、十津川と乃里子が挑むのは、悪徳ジャーナリストが殺害された事件。遺体を遺棄した男と事件当日、奇しくも東京駅で遭遇していた乃里子は、捜査協力を申し出る。やがて、十津川と亀井刑事(高田純次)は真相を追って山形へ。捜査を進めるうち、事件の奥底に秘められた、切なくも温かい親子愛が浮かび上がってきて…。人気ミステリーのヒーロー&ヒロインが一枚岩となって事件の謎に迫っていく。

 当初、村川透監督は「走らせることはないから…」などと話していたそうだが、山形ロケで美しい雪景色を見たとたん、雪の上を疾走するシーンが急きょ追加されたとのこと。高橋は「こちらも50数年間培ってきた役者としてのクセがあるので、“よーい、スタート!”と監督から声をかけられると、ついつい走っちゃうんです(笑)。けっこう雪の中を疾走しましたが、面白かったですね!」と、苦笑い。

 さらに、高橋はロケ中の2月10日に誕生日を迎え、スタッフ&共演者から、なんと“ラーメンケーキ”で祝福されたそう。「見た目がラーメンなので、一瞬ホントに甘いのかなぁと疑ったのですが、食べたらすごくおいしかったです(笑)。ロケ先で誕生日を迎えたことはこれまで何度もあるのですが、今回のように大々的に祝っていただいたのは本当にありがたいことでした」と感激していた。

 そんな高橋を山形でもっと感激させたのは、地元の方々の“熱演ぶり”。「山形出身の村川監督が普段から演技指導をしているらしく、おじちゃん、おばちゃんがいいお芝居するんですよ。役者側が焦るぐらい、熱演してくれました(笑)」と、思わぬ“名バイプレーヤー”たちとの出会いに感謝していた。

 高橋は「山形でのシーンはアットホームな雰囲気が出ていて、それが東京のシーンと絡み合って素敵なヒューマンミステリーに仕上がったと思います」と、本作の出来栄えを自信たっぷりに熱弁。「殺人事件を描いているのですが、その根底にあるものは人間賛歌。70本目にふさわしい、とても素敵な作品です」と、熱くPRしていた。

 

引用元

https://www.asahi.com/and_w/entertainment/ent_371806/

実にかっこいい俳優ですよね。

また熱演も最高です。