お酒のメニュー4選 二日酔いにならないために

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年末に向けて忘年会などのお付き合い飲みも多くなるこの季節。平日夜の飲み会で気になるのが、二日酔いです。仕事に支障が出てしまうような二日酔いは、なんとしても避けたいですよね。今回は、そんな方にぜひ知っていただきたいお酒を翌日に残さない飲み方をご紹介します。

二日酔いのメカニズムは
まだに明らかになっていない!?

 二日酔いは飲み過ぎが原因であることは明らかですが、実際にどのようなメカニズムで二日酔いの症状が起きるのかはまだ明らかになっていません。自律神経やホルモン異常、脱水など様々な要因が複雑に絡み合い、あの嫌な症状が生まれているということは間違いなさそうです。

 そんな二日酔いにならないためには、お酒の選び方、飲み方、おつまみ選びが大切になります。以下では、それら3つのポイントを詳しく解説していきましょう。

お酒の選び方&飲み方のポイント
適切な「純アルコール量」を守ろう

 まず1杯目は好きなものを選んで心から楽しみましょう。その後は肝臓の負担を考えて選びたいですね。肝臓がアルコールを分解できる速度は個人差がありますが、平均的にはだいたい「体重1kgあたり1時間で約0.1gのアルコールを分解」できるので、60kgの方なら1時間で6gのアルコールを分解できる計算になります。1日の適量は純アルコール量で20g。これを守れば二日酔いの心配はありませんね。

 主なお酒の純アルコール量がこちらです。

ビール中瓶1本(500ml):20g
清酒1合(180ml):22g
ウイスキーダブル(60ml):20g
焼酎35度1合(180ml):50g
ワイン1杯(120ml):12g

 例えば、体重60kgの方がビール500mlと日本酒1合飲んだ場合、(20g+22g)÷(6kg×0.1g)=7時間で、アルコールが分解されるまでに7時間かかるということになります。

定量あたりの純アルコール量が多いものをたくさん飲めば、それだけアルコールが分解されるまでに時間がかかってしまいます。量をたくさん飲みたい方は一定量あたりの純アルコール量が少ないお酒を選ぶようにするとともに、飲み過ぎにはやはり注意が必要ということがわかりますね。

 とはいえ、楽しい飲み会が始まると、自分でも気が付かないうちに飲み過ぎてしまうなんてことありませんか?ついつい飲み過ぎることを防ぐためには、チェイサーを用意しましょう。喉が渇いているとお酒を多く飲んでしまうので、飲み始める前に水を1杯飲むことでペースを遅くするのもよい方法ですね。

 お酒は利尿作用が高く、飲んだ分以上に体から必要な水分まで排出してしまいます。体の水分が不足してしまうと老廃物がたまりやすくなり、二日酔いの原因にもなってしまいます。

 水割りのグラスを使えば、焼酎を飲んでいるのかな?という雰囲気も醸し出せるので、場の雰囲気が気になる方にもおすすめです。

 また、空腹状態での飲酒も内臓の負担を高めてしまうので、おつまみも一緒にとりながら、アルコール度数の高いお酒は割って飲むように心がけましょう。

二日酔い予防に効果的な
おすすめ「おつまみ」4選

 気になるおつまみの選び方ですが、おつまみは肝臓の働きをサポートしてくれるものを選ぶのが二日酔い予防に効果的です。

 肝臓の負担を和らげる「タウリン」「亜鉛」、アルコール分解に必要な「タンパク質」、アルコールを飲むと消費されてしまう「ビタミンB1」を積極的にとるようにしましょう。これらの栄養素がしっかりとれていると翌朝のだるさも軽減してくれますよ。おすすめのおつまみをいくつかご紹介します。

●野菜サラダ、海藻サラダ
 お酒を飲むことでビタミン、ミネラルがアルコールの代謝に使われるので、ビタミン、ミネラルを多く含む野菜を補いましょう

●枝豆や豆腐、納豆
 良質なタンパク質、ビタミンB1、ミネラルがとれます。ヘルシーなのもうれしいですね。

●お刺し身
 ミネラルやタンパク質がとれる上に低脂肪。貝類、イカ、タコに含まれるタウリンには肝臓の働きをサポートする役割もあります。

●焼き鳥
 同じお肉ならヘルシーな焼き物がおすすめです。レバーやハツなど内臓系は特にビタミンB1が豊富なのでお好きな方はぜひ選んでください。

飲み放題での賢い飲み方は?
お酒の種類を変える人は要注意!

 最近では飲み放題コースになっていることもよくありますよね。そんな時もついつい普段飲めないようなお酒を頼んで飲み過ぎてしまいがちです。ビール→焼酎→チューハイのようにお酒の種類をどんどん変えていくと、新しい味に切り替わることで飲む量が増えやすくなるので要注意です。

 量を飲みたい、長時間お酒を楽しみたい時は、糖質ゼロの焼酎やウイスキーがおすすめ。水やお湯、炭酸水などノンカロリーのもので割って飲むことで量が増えるためお酒をたくさん楽しむことができます。

 ビールや日本酒、果実酒、甘いカクテルは糖質が多いので、血糖値の急上昇につながり、脂肪がつきやすくなってしまいます。ダイエット中の方は要注意です。

 いかがでしたか?飲み会の場は働き盛りの方々にとって大切なコミュニケーションの場にもなります。節度のある賢い飲み方で、次の日もスッキリ、パフォーマンスの良い1日にしていきましょう!

 

引用元

https://diamond.jp/articles/-/187795

意外と居酒屋とかで食べてるものなのですね。

意外すぎてびっくりしました。