自宅にある「隠れ財産」は一人あたり平均いくら

みんなのかくれ資産調査委員会はこのほど、「日本全国の家庭内の不要品の総額=かくれ資産」に関する調査結果を明らかにした。同調査は2018年10月、10代~60代の男女2,536名を対象にインターネットで実施したもの。

  • 日本のかくれ資産総額

    日本のかくれ資産総額

今回の調査では、「自宅内の不要品(1年以上利用していないもの)の想定価値=かくれ資産」と定義。不要品の総数に、フリマアプリでの平均売買価格をかけあわせて総資産額を算出した。

個人の不要品(以下、かくれ資産)の内訳を見ると、最も多いものは「服飾雑貨」(41.7%)で、次いで「書籍・CD・ゲーム類」(21.7%)、「家具・家電・雑貨」(18.2%)となった。

  • 性年代別かくれ資産平均値

    性年代別かくれ資産平均値

1人当たりのかくれ資産の金額は、平均28万1,277円となっている。日本全国のかくれ資産の総額を割り出すと37兆177万円で、日本の2018年度国家予算97兆7128億円の37%に相当することがわかった。日本の総世帯数5,333万2,000で割った1世帯あたりの平均かくれ資産は69万4,099円になるという。

日本の主要な人数別世帯構成のパターンごとの平均かくれ資産を算出すると、1人世帯は28万1,225円、成人2人世帯は62万7,626円だった。

1人あたりのかくれ資産保有額に関して、性年代別の平均値を算出したところ、最も平均資産が多いのは「60代以上の女性」(保有資産が49万7,856円)となった。男女ともに年代が上がるにつれて、かくれ資産の額が増加する傾向がみられる。10代から60代への増加率は女性で約3.5倍、男性で約2.9倍だった。

男女差が大きかったのは、かくれ資産の構成金額の内訳だった。女性は「服飾雑貨」分類のかくれ資産が多いが、男性は「書籍・CD・ゲーム」カテゴリの品目が多い。特に40代以降の男性に関しては「書籍・CD・ゲーム」カテゴリに加えて、「ホビー・レジャー」「家電」など趣味系資産の所有率が高くなっている。

  • 男女別でかくれ資産の内訳

    男女別でかくれ資産の内訳

全国を「北海道・東北」「関東(東京以外)」「東京」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州・沖縄」の7つのエリアに分け、平均資産額を算出したところ、1人あたりの平均かくれ資産額が最も多いのは「中部地方」(30万8,122万円)だった。以下、「中国・四国地方」(30万7,119円)、「東京都内」(29万3,969円)と続いた。

一方、1人あたりの平均かくれ資産額が少ない地域は、「九州地方・沖縄」(25万7,886円)、「関東地方」(25万1,146円)だった。

引用元

https://news.mynavi.jp/article/20181108-720899/

意外と良い金額があるみたいですね。

自宅に帰ったら確認してみたいかもしれないです。