「オレは大阪の人間」西野監督愛した被災地に勇気を

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4月の電撃的な監督交代からわずか2カ月半。西野朗監督(63)が日本を、強豪コロンビア撃破に導いた。

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 10年間指揮を執ったガンバ大阪時代、西野監督はこよなく大阪を愛していた。大阪北部を襲った18日の地震に誰よりも心を痛めた。監督自身、震度5強を観測した豊中市の集合住宅に単身赴任していた。震度6弱で今回最も被害の大きかった高槻市茨木市などもG大阪のホームタウンだった。

 G大阪時代、選手から尊敬されたのはピッチ上の成績だけではない。例えば浦和に遠征しても試合後、必ずチームと帰阪した。翌日がオフで家族が住む埼玉の自宅に帰る用があっても、わざわざ帰阪してから、埼玉にとんぼ返り。「オレは大阪の人間だから」。選手以上に自らにも規律を求めた。

 この日、G大阪ではクラブ職員が震度5強だった吹田市の本拠地パナスタの点検に追われた。日本代表監督と同時に、G大阪にとっては今でも英雄だ。ワールドカップの1勝は大阪に勇気を与えてくれたはずだ。

 

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