地震発生直後から懸命にブログ更新… あるグラビアモデルの活動に称賛集まる

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18日午前7時58分頃、大阪府北部を震源とする直下型地震が発生。

しらべぇでも既報のとおり、多くの著名人がSNS地震について言及する中、地元の情報を収集し、懸命に情報発信を続ける1人の女性が注目を集めている。

茨木市の実家が被災した、グラビアモデル
地震発生直後から、頻繁にブログを更新し続けているのは、雑誌などでグラビアモデルを務め、舞台やバラエティ番組にも出演している・河村美咲(25)。

 

地震発生当日のブログには、地震の大きさを物語る衝撃的な画像が。

(画像は河村美咲公式ブログのスクリーンショット

こちらは、最大震度6弱を観測した、茨木市にある河村の実家の様子。現在、河村は都内で生活をしており、写真は家族が撮影して送ってくれたのだそう。

幸い、彼女の家族や親戚、友達は無事だったようで「安心した」とつぶやいている。

■「信憑性のある情報の確認を」と懸命に呼びかけ
河村は、身内の安否を確認した後も、頻繁にブログを更新。

「避難所や、交通情報や地域の最新情報が載っていますので、お住いの地域のホームページを見てください。

ツイッターなどに書かれていることはデマが多いです。たくさんリツイートがあり拡散されてるからって、ツイッターの情報は信憑性がありません。ラジオ、テレビ、地域のホームページを参考にしてください」

インターネット上のデマ情報に流されないよう、まず市のホームページなどを確認してほしいと周知。

また、高槻市茨木市のホームページは一時アクセスしにくい状態が続いていたことから、避難所リストのスクリーンショットを記事内に掲載し、避難が必要な人への情報提供も行っていた。

■「通電火災」への注意喚起も
さらに、停電している地域の人々へ向けてこんな呼びかけも…

「電気が止まっている地域の方は、通電火災を防ぐため、メインブレーカーを。落としてください」

「通電火災」とは、地震の影響で家の中に家具などが散乱した状態で、停電が解消されたと同時に暖房機器や家電が稼働し、火災に繋がるというもの。

阪神淡路大震災では、この「通電火災」による被害が多く確認されており、対処法として「メインブレーカーを落とす」ことが提唱されている。被災地域でない人も、この機会に覚えておきたい情報である。

■「無料Wi-Fi提供」の情報も丁寧に説明
地震発生から1日経った19日も、河村は懸命に情報収集にあたり、大阪府全域でキャリア各社が災害時無料Wi-Fi「00000JAPAN」を開放したこともブログで報告。

無料Wi-Fiを使用したことがない人でも利用できるよう、スクリーンショットの画像を挿入し、丁寧に接続方法を解説。

(1)WiFiスポット近くを探す

(2)携帯電話のWifiのモードをONにする

(3)ネットワーク名「00000JAPAN」を選択する

以上となります!

最後に「0が5つにJAPAN」と、間違って別のネットワークに接続してしまわないよう、念を押している。

■「ありがとう」と感謝の声
河村の一連のブログ記事には、関西地方に住む読者からの感謝のコメントが多数寄せられている。

・僕は、西宮に住んでいる者です。震度5弱だったんですが、かなり部屋に物が散乱してる状態です。あまりにもめちゃくちゃ過ぎて、片付ける気力がなくなっている方ばかりのような状態です。

・情報発信ありがとうございます!

・うちの叔母が高槻市にいるんだけど、未だに連絡が付かないのが現状です。美咲ちゃんとこは、なんともなかったんかな? 短時間ではあったけど、かなり激しい揺れだって映像を見て感じましたね。未だに、ライフラインが確保できていない世帯が多いと聞きますが、一日も早い復旧を願ってます

・貴重な記事を公開してくださってありがとうございます

困難な状況にいる地元の友人や家族を密に連絡を取りながら、被災者の気持ちに寄り添うような彼女の言葉は、多くの人々の心の拠り所となりつつあるようだ。

「大きな余震が起こる可能性」も指摘され、未だ油断の許さない状況にある大阪北部地震。犠牲となった方々の冥福を祈ると共に、一刻も早い復旧を願いたい。

 

news.nifty.com

 

ほんとにこれ以上被害がないことを願います。