別の住宅から回収した使用期限切れの消火器を新品と偽り販売し、現金をだまし取ったとして、北海道警は21日、札幌市東区、自営業、佐藤洋一容疑者(72)を詐欺と特定商取引法違反(書面不交付)の容疑で逮捕した。少なくとも15年1月から今年3月まで、道内の高齢者約1300人に1940本の消火器を販売し、685万円を売り上げたと見られる。
逮捕容疑は1月5日ごろ、江別市の男性(82)に耐用年数が約15年過ぎた消火器を、新品と偽り3000円で販売し、契約解除に関する必要書面を交付しなかったとしている。容疑を認めているという。
江別署などによると、佐藤容疑者は10年ほど前から、高齢者宅などから回収した期限切れ消火器に市販の「点検済」シールを貼り、別の高齢者宅で2000~3000円で販売していたという。
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期限切れがそんなに残ってる事に驚きです