INKTが六本木を揺らす、KOKI感謝のシャウト 転調ロックサウンドで魅了

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六本木でライブを行ったINKT。激しいシャウト、ロックサンドで会場を揺らした

 KOKI(田中聖)率いるロックバンド・INKT(インク)が5日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIでワンマンライブ「INKT 2nd live『Painting with INKT』」を開催した。4月25日に発売されたセカンドミニアルバム『サイサリス』を引っ提げてのライブ。約1100人のファンを前に13曲を熱唱した。ライブの模様を以下にレポートする。  【取材・紀村了】

原点はパンク


 もともと好きだった音楽はパンクだった―。インタビュー時にKOKIが語っていたものだ。内面の穏やかさを隠すように攻撃性・前衛性のあるロックサウンドにシャフト、そしてヘッドバンキング。心に秘めたものが強いのであろう。溢れんばかりの思いが歌を通り越して体全体から放たれていた。女性ファンが多く黄色い声援もあるが、それとは真逆のロックサウンドは“パンクの精神”そのものだった。

 地下3階から地下1階の吹き抜けの会場。スタンディングの地下3階席は既に多くの女性ファンで溢れかえり、座席仕様の地下1階にも埋まろうとしていた。所々に見える男性ファンの姿。どのファンも表情はほころんでいた。1月に東京、2月に大阪で開催して以来のライブ。興奮を抑えきれないファンたちの浮き立つ声が会場に響き渡っていた。

 時計の針は既に開始予定時刻を過ぎていた。出番を待ちわびたファンが今かと心を躍らせている。と、その時、全ての明かりが落とされた。真っ暗になった会場にSEの重低音が響きわたる。ドラマチックな物語の始まりを前にファンの心は高ぶった。頂点に達したジェットコースターが急降下に入る直前のような心境でカウントダウンが始まるとメンバーが続々と登場。後ろ姿のKOKIは「ゼロ」のカウントで真横に伸ばしていた両腕を振り下ろすと「騒げ東京!」。全てが始まった。

 黄色い歓声が会場に響き渡るなか最初に披露したのは、セカンドミニアルバム『サイサリス』の1曲目に収録されている「Wanderlust」。勇ましい歌詞が特長の曲。キーボードから入り込むとラップを絡めて激しくシャフト、そしてヘッドバンキングで興奮を表した。ファンもまた手を振り下ろし応じた。

 間髪入れずに2曲目に突入。ファーストアルバム『INKT』の2曲目に収録されている「Fight for freedom」。メロディアスなラインが琴線に触れさせたかと思えば一転、怒涛のラップで鋭く切り込む。心に秘めた思いを吐き出すようにシャウトを何度も。歌うことよりも思いを届けたい一心であるかのように叫び続けた。ギターやベース、ドラムも同じように激しく打ち鳴らした。

 

引用元

news.livedoor.com

 

パンク・ロック聞いてみようかな・・・