【21日=KEJ大久保茜/写真=山本宏樹】既存のバンド構成にアイドルグループのパフォーマンス要素を組み合わせ、”パフォーマンス系バンド”という新概念を作り上げた5人組実力派バンドLedapple。10年にデジタルシングル｢LEDApple｣で韓国デビュー後、昨年7月には日本で｢KISS TOUR｣をリリースし、同12月には1stシングル｢GreatestWorld｣が高評を得た。
彼らが初来日をしたのはCODE-V、N-SONICと共演した12年の｢K-ROOKIES PARTY｣。｢時間が経つのが本当に早い｣と当時を振り返った彼らは、昨年末から日本に滞在して音楽活動に励んでいる。忙しいスケジュールの合間にも、サイクリングをしたりメンバー同士ボーリングや食事にでかけたりと、日本の生活を楽しんでいる様子。ドラムのヒョソクは最近、”おひとりさま”ディズニーランドを満喫してきたそうだ。｢東京タワーに行こうと出かけたとき、近くにいた子どもが母親にディズニーランドの話をしていて思い立った。そうやって1人で外出した方が日本語の実力も上がるみたい｣インタビュー中、終始流暢な日本語で質問に答えたグァンヨンは、日本のドラマを観たりスタッフたちとの会話から日々日本語の習得に励んでいるという。イギリスのロックバンドMuseのクリスに憧れてベースを始めたという彼。ロールモデルにはアメリカのベーシスト マーカス･ミラーを挙げ｢誰かに影響を与えられるようなバンドになりたい｣と口にした。1月31日には東京･SHIBUYA-AXで｢Ledapple MUSIC NOTE #1｣を開催するLedapple。グァンヨンが｢まるでパーティーに来たと思うようなライブにしたい｣と話す今回の公演では、明るくポップな楽曲からしっとりと聴かせるバラードまで、多様な楽曲を準備しているという。｢僕らの歌には切ない曲が多いんだな、と気づいた｣と話すのはボーカルのハンビョル。彼は｢歌っている時にはわかりませんでしたが、ライブの準備をしながら切ない楽曲が多いことに気づいた｣とし、｢なので、今回は歌詞をもっと深く伝えられると思うし、より誠意のあるライブができると思う。皆さんに来たことを後悔させないライブにしたい｣と続けた。日本でのライブを終えると、2月からはヨーロッパやマレーシア、シンガポール等を巡るワールドツアーがスタートする。ハンビョルを除く4人は日本以外の外国に行くのが初めてだそうで、ボーカルのギュミンは｢各国のファンの方々からSNSを通じて｢待っています｣という言葉をたくさんいただく。中でも、ルーマニア公演はチケット発売と同時にソールドアウトしたので、(行くのが)とても楽しみ｣と期待感を示した。また、ハンビョルも｢これまではアジアだけで公演をしていたので、欧米の方々の反応がとても気になる｣と笑顔を浮かべた。元旦には、都内の海辺に出かけたというメンバーたち。初日の出を見ながら願い事をしたというギターのヨンジュンは｢2014年はワールドツアーを開催する。このツアーが成功し、”ワールドロックスター”になるための第一歩になれば嬉しい｣と話し、｢誰が見ても格好いいと思ってもらえるようなバンドになりたい｣と、今後の活動にも意欲を見せた。Ledappleの単独公演｢Ledapple MUSIC NOTE #1｣は1月31日(金)19時より東京･SHIBUYA-AXにて開演予定。チケットは現在一般発売中で、1Fスタンディング(整理番号付)が7,800円、2F指定席が9,800円(ともに税込)。イベント詳細はオフィシャルウェブサイト(http://ledapple.jp/)をチェック。
☆インタビューこぼれ話☆シングル｢GreatestWorld｣が昨年のクリスマスにリリースされたということで、その活動のためにクリスマスや正月を日本で過ごした5人のメンバー。初日の出を見に行った際には、予定よりも早く現場に到着したために車内で眠ってしまい、日の出を見逃したメンバーもいたのだとか。また、1ヵ月後に迫ったバレンタインについて尋ねると、幼い頃、教室の机の上に山積みにされたチョコレートを両手いっぱいに持って帰ったことがあるというエピソードも語ってくれたヨンジュンは｢心を込めて準備してくれるということ自体が嬉しい｣とし、グァンヨンは中学生の頃に付き合っていた彼女にクッキーを作ったことがあるとの淡い思い出を明かしてくれた。｢漫画みたいに僕の部屋の窓に向けてチョコレートをたくさん飛ばして欲しい｣と斬新(?)な憧れのシチュエーションを話してくれたのはギュミン。ヒョソクは｢もらったこともあげたこともないし、そんな日があることも知らなかった!｣と冗談を飛ばした。
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韓流アイドル人気ですね～
