2017年にデビュー10周年記念を迎えるBREAKERZ。今年の春には倉木麻衣VAMPSGLAYといった10組のアーティストを招いた対バンライブ『BREAKERZ 10周年 10番勝負 -VS-』を行い、7月15日と16日にはデビュー10周年記念ライブ『BREAKERZ X』を開催するなど、大きな盛り上がりを見せている。さらに昨日7月5日から、GALLERY X BY PARCOにて、ギャラリー展『BREAKERZ GALLERY “Ⅹ”』を開催。本稿では、リアルサウンド編集部の泉夏音による『BREAKERZ GALLERY “Ⅹ”』の体験レポートをお届けする。(編集部)

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 スペイン坂を登り、GALLERY “Ⅹ”の建物に大きくプリントされたBREAKERZメンバーに迎えられ、意気揚々とギャラリーに入場。

 場内には、BREAKERZの10年の歩みを振り返る写真展示をはじめ、本人がライブで着用した衣装や小物、実際に使用された譜面など、貴重なアイテムが展示されています。さらに7月15日と16日に開催されるデビュー10周年記念ライブ『BREAKERZ X』公演グッズの一部先行発売、メンバーのイラストや写真がプリントされたアクリルキーホルダーが当たるガチャガチャなど、ファンにはたまらないアイテムも並んでいました。

 また、展示会にあわせて『BREAKERZ×GALLERY X BY PARCO』と称したキーワード探しゲームも開催されています。ルールは、会場で配られるうちわに記されたヒントをもとに、渋谷に所在するお店に隠されたキーワード4文字を探しだし、そこから導かれる“DAI語”を解読するというもの。スタッフの方から「“DAI語”の解読がとにかく難しい」という話を受け、かねてから“DAI語”に強く惹かれていた私は実際に挑戦してみることにしました。

 BREAKERZから出されたヒントは以下の4つ。

(1)音楽がなければ生きていられない人々が集う黄色い看板のお店は?(2)渋谷でライブハウスも運営する青いポイントカードの発行元のお店は?(3)His Master’s Voiceの略称が店名のピンクの看板のお店は?(4)“S”のロゴでおなじみの人気のスニーカーブランドのお店は?

 ネタバレになるといけないので店名は伏せますが、北海道から上京して9年目を迎えた私にとって、この程度の問題はどうと言うことはありません。気温30℃を超える夏日に悶々としながらも、ギャラリーを出て10分と経たないうちに1のヒントが示す場所に着きました。

 お店のクーラーと店内BGMのスピッツが、暑さに当てられた私の身体をクールダウンしてくれます。しかし、働き盛りのサラリーマンである私は、平日の真昼間にのんびりとしているヒマはありません。BREAKERZのキーワードを見つけるべく、好きなアーティストの新譜をチェックしながら店内を散策。しかし、探せどもBREAKERZの姿は見つからず、お店自体が間違っていたのではないか、という不安が脳裏をよぎります。人見知りな私は店員さんに聞くこともできません。万策尽きた私が店内をブラブラしていると、人混みの中からチラチラ顔をのぞかせるDAIGOさんの姿を発見。無事ひとつめのキーワードを獲得できました。

 容赦のない暑さが襲ってくる渋谷に再び身を投じた私は、タイムロスを取り戻すべく2店目を目指しました。次に訪れたのは3のお店。出されたヒントじゃわからないという人のために、念のため周辺の街並みをバックに写真を撮っておこうと思い、街行くカップルへ声をかけました。男性は足を止めてくれましたが、相方の女性はそのままスタスタと歩く速度を上げて立ち去っていきます。残された男性は女性を追いかけつつ、振り向きざまにリップシンクで「すみません」と言ってくれました。しかたがないので、店内で僕の足を撮影した写真をヒントとして残します。

 無事に3のキーワードを見つけた私は、2の場所でもサクサクとキーワードを見つけることができました。これで3つ。最初は苦戦しましたが、ほかは意外とサクサク見つかるし、キーワードの近くにはなぜかカフェがあるので、疲れても安心です。また、キーワードのあるお店には、音楽好きの興味を引くような商品が揃っているので、一緒に買い物を楽しむのも良いでしょう。

 最後のお店は、今回の問題の中で一番悩みました。普段からABCマートしか行かない私にとって、靴屋ほど馴染みのない店はありません。Googleマップの力を借りてようやく見つけた“S”からはじまる店舗には、所狭しとスポーティーな靴が並びます。店員さんに会釈をしながら、レジ横にあるポスターでキーワードを確認し、晴れてミッションコンプリート。最後のお店だし、記念に撮影しておこうと考えた私は、道行く女性二人組に声をかけました。快く撮影してくれた彼女たちは、これでもかというくらい私と渋谷の街を撮影してくれました。

 このゲームは、キーワードを揃えて、ようやくスタートラインに立つことができます。再び意気揚々とGALLERY Xへと戻った私は、スタッフの方にキーワードを見せ、無事に特製ステッカーを獲得。ここからは“DAI語”の考察に移るわけですが、原稿を書いている今も正直わからない。編集部一丸となってキーワードに向き合うものの、一向にしっくりとした答えが出てこない。

 一体なにを意味しているのか、ファンへのメッセージなのか……答えは後日BREAKERZSNSで発表されるらしいですが、そもそもなんでもありの“DAI語”に明確な答えはないはず。たとえ解読できないとしても、とんちのようにみんなで答えをひねり出すのも、“DAI語”の面白いところ。ひとりでショッピングを楽しみながらキーワード探すのも良いですが、グループで展示会の感想を語り合いながら謎を解き明かすと、よりイベントを楽しむことができるのかもしれません。(泉夏音

引用元

news.livedoor.com

 

解読難しそうですね・・・