警視庁が高齢者に「電話に出るな」との呼びかけ マツコ・デラックスが異論

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28日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、番組コメンテーターのマツコ・デラックスが、警視庁の呼びかけに異論を唱えた。

番組の「夕刊ベスト8」のコーナーでは、「ニセ電話詐欺 警視庁『電話に出ないで!』」と題し、東京新聞の記事を取り上げた。記事によると、相次ぐニセ電話詐欺に手を焼いた警視庁が、高齢者の元を訪れて、自宅の電話を留守番電話にして折り返すなど、すぐに電話に出ないように呼びかけているという。

この話題で、司会のふかわりょうから意見を求められたマツコは「(詐欺を)防ごうという観点では正しいと思う」と一定の理解を示すが、高齢者をすべて一緒にはできないと指摘した。

マツコは、自身の父親を例にあげ「携帯(電話)といっても、電話(着信)に出るしか使わない」と話す。マツコによると、メールやインターネットはもちろん、留守番電話に用件が録音されたとしても聞かないのだとか。

マツコは「となってくると、(高齢者に)『電話に出るな』って言うのは『外部と遮断しろ』って言っているようなもの」「親父に『電話に出るな』とは、私は言えない」と異論を唱えたのだ。

一方でマツコは、振り込め詐欺などの防犯には金融機関の協力が不可欠とも。ある程度の高齢者が、銀行のATMなどで振込みをする際、係員が声をかけるなどのコミュニケーションが必要だと訴える。

しかし、それ以上の対策が見出せないマツコは、渋い表情を浮かべながら「無理か…もう…」「(今まで)これだけ言っても(詐欺被害が)減らないんだもんね」と嘆いていた。

 

引用元

news.livedoor.com

 

高齢者は電話以外の機能をほとんど使わないですよね。