神戸市議を辞職した橋本健氏(37)が政務活動費(政活費)を不正受給したとされる問題で、兵庫県警が近く、詐欺の疑いで橋本氏を書類送検する方針を固めたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。
関係者によると、橋本氏は平成22~26年度に市政報告ビラの印刷代として架空の領収書を印刷業者に発行させ、虚偽の収支報告書を神戸市議会に提出して政活費計約910万円をだまし取ったとされる。市議会が昨年9月に刑事告発し、県警は橋本氏や印刷業者に任意で事情を聴くなど捜査を進めてきた。
橋本氏は所属していた自民党会派に一連の不正を認め、政活費は「事務所の家賃の支払いや、交通費や宿泊費などの政治活動に充てた」と説明している。
橋本氏をめぐっては昨年夏、自民党の今井絵理子参院議員との交際や政活費の不正受給問題が浮上。昨年8月に議員辞職し、利息を含め計約1千万円を返還した。
また、市民オンブズマン兵庫も、詐欺と虚偽公文書作成・同行使罪で、橋本氏と印刷業者2人を神戸地検に告発している。
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