建築士の免許を持たない従業員に住宅の設計などをさせたとして、裾野署などは２３日、建築士法違反の疑いで、沼津市大岡の建築業、木下健容疑者（５１）を逮捕した。
木下容疑者は「調べてみなければ分からない」と容疑を否認している。建築士法違反での逮捕は県内では初めて。
逮捕容疑は平成２７年３月上旬から６月中旬までの間、自身が経営する建築会社の建築士の免許を持たない従業員に延べ１００平方メートルを超える新築住宅の設計と工事監理をさせたとしている。
同署によると、２９年３月に工事関係者から「工事の基礎の段階で失敗ばかりしている。建築士がいないのではないか」と同署に相談があり、今回の違反が発覚した。
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