破産手続き中の旅行会社「てるみくらぶ」(東京都渋谷区)の融資金詐欺事件で、同社社長山田千賀子被告(67)(詐欺罪などで起訴)らが東日本銀行(本店・東京都)に対し、事業費用を約1億円水増しして提示し、融資を受けていたことが捜査関係者への取材でわかった。
同社は当時、債務超過に陥っており、警視庁は、少しでも多くの融資金を詐取しようとしたとみて、資金の流れを調べている。
発表によると、山田被告と元経理担当責任者の笹井利幸被告(36)は昨年1~2月頃、粉飾した決算書類を同行に提出し、融資金約1億5000万円をだまし取った詐欺容疑で、17日に再逮捕された。
捜査関係者によると、旅行事業の航空機チャーター代名目で融資を申し込んでいたが、チャーター費用を約1億円水増ししていた。会社の決算書類も粉飾されており、銀行に提出された複数の書類が虚偽だった。
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